ザラザラの状態から下地処理を行います。
鉄粉処理は繰り返し行わないと処理しきれないところもあり、パネル毎に確認と繰り返し施工を行います。
マニュアル通りに何分以内でという意味のない施工は行いません。
クルマが持つ本質的な美しさをさらに際立たせるのがコーティングです。
汚くなってしまったボディに申し訳程度の下地処理後に高価なケミカルを塗布しても意味がありません。
時間の無駄であり、お金の無駄です。
適切な時間と手数で魂を込めて仕上げることが重要です。
メルセデスの100年以上の歴史を誇るスリーポインテッドスターもコーティング施工を行います。
脈々と受け継がれる自動車の歴史、それはメルセデスの歴史でもあります。
Eの系譜は212後期よりスリーポインテッドスターを一部のエクスクルーシブモデルを除き、グリル内に納めました。
歴史あるマスコットを磨かずして意味があるのでしょうか?細部にまでこだわることこそが最善を尽くすということです。