コーティングに興味があり今回フレッシュキーパーをご提案いたしました。
お話を伺うと新車時のコーティング以降何もしていないということでした。
洗って下地処理を進めていきますが、正直とても汚い状態です。
マニュアル通りの施工なら下地処理はケミカルをゴシゴシとなめらかに、流れるように塗り剣道の「形」のような見るものを魅了するコーティングをせよというのがマニュアルです。
コンテストやお客様に見せるイベントならそれも素晴らしいことだと思います。
しかしながらコンテストや見せるイベントではなく目の前の汚くなってしまったクルマのためにコーティングを行います。
マニュアル通りの施工ならば汚いままコーティングをすることになります。
時間をかけて、お金をかけて汚い仕上がり。
それこそが「無」です。
実際の車の塗装状況は千差万別です。
マニュアル通りの施工では良い仕上がりにはなりません。
今回、下地をくまなく2回やり直し、鉄粉処理も3回ほどやり直しております。
綺麗にしなければ意味がないのです。綺麗にするための工程は無駄ではありません。
「最善か無か」この哲学を元にコーティングや整備を行い、お客様に喜び以上の感動をしていただいております。
マニュアルが悪いというわけではなく、本当の美しさを出すためには目の前のクルマと対話し、魂をぶつけ合って本来の美しさを出していくことが重要だと逗子本店は考えております。