








フォグランプスイッチを交換後、バチンと火花が出てランプがつきっぱなしになるというトラブルでした。
純正配線にギボシや加工跡があり、スイッチを交換した際にその部分が外れ、ボディアースとなりショートしておりました。
配線の引き直しと原因を探ります。
ライトスイッチ、周辺配線にも被害が出ており前オーナーさんかそれより前のオーナーさんが色々と手を加えていたようでした。



















前後のフォグハーネスを引き直し、被害部分を引き直しお返しする前日に別の点灯しっぱなしの事案が発生。
さらに深く分解し調べてみるとショートした際に被覆が焼け、振動などで通電してしまうことがわかりました。
既存配線を全て見直し、焼けた影響のあるもの、後付けして不要なものは撤去を行います。
ライトスイッチハーネスも国内在庫なしの状態で、端子のみ手配ができる状況だったので、ハーネスを修理することに。
ハーネスの引き直しや原因特定、部品手配に時間がかかりましたが無事にお客様にお返しすることができました。
以前からサイトやインスタグラムで当店がお伝えしているように、取り付けなどはDIYでも可能です。
しかし一歩間違えれば火災の原因になったり自走不能のトラブルに見舞われます。
今回は現オーナーさんがこの車両を手に入れるまえに加工されたもので、どのようにしたかを判断するのは配線図と現車のみです。
今回はアッセンブリー交換・アダプテーション・コーディングの修理ではなく地道な原因特定と配線の作り直しです。
このような特定と修理が行えるのは当社の中でも逗子本店のみが行えます。